文献詳細
文献概要
初めての学会発表
充実した3日間
著者: 糸数健1
所属機関: 1大和市立病院リハビリテーション療法科
ページ範囲:P.704 - P.705
文献購入ページに移動 2003年5月22日~24日の3日間にわたり,「科学的根拠に基づく理学療法」のテーマのもと第38回日本理学療法学術大会が長野県で開催されました.今回の大会は私にとって学会発表デビューの場となり,充実した3日間となりました.ここでは発表に至る経緯や,学術大会に参加した感想を記します.
私は北里大学を卒業し,神奈川県の大和市立病院に勤めて2年目ですが,今回の発表は学生の頃に行った卒業研究がきっかけとなっています.臨床実習を終えたばかりの私は,「日常の理学療法室で行われている数多くの治療技術は本当に効果があるのかな」という素朴な疑問をもっていました.特にバランス機能向上を目的に感覚入力を強化するトレーニングの効果に関しては,過去の先行研究において実験装置の問題で評価方法が一定しておらず,それが多くの場合転倒予防に効果があるとしている一方で,実際の転倒を評価したものがほとんどないということに気づきました.
私は北里大学を卒業し,神奈川県の大和市立病院に勤めて2年目ですが,今回の発表は学生の頃に行った卒業研究がきっかけとなっています.臨床実習を終えたばかりの私は,「日常の理学療法室で行われている数多くの治療技術は本当に効果があるのかな」という素朴な疑問をもっていました.特にバランス機能向上を目的に感覚入力を強化するトレーニングの効果に関しては,過去の先行研究において実験装置の問題で評価方法が一定しておらず,それが多くの場合転倒予防に効果があるとしている一方で,実際の転倒を評価したものがほとんどないということに気づきました.
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