学校探検隊
坂のある風景
著者:
天満和人
,
井﨑義己
,
福田哲也
,
井ノ上修一
,
小谷泉
,
奥野くるみ
,
須川咲保
ページ範囲:P.50 - P.51
学院概略
長崎リハビリテーション学院は昭和56年(1981年)学校法人向陽学園内に設立され,開設時からの理学療法学科に加えて,平成3年(1991年)4月には言語療法学科が設置された.理学療法学科は全国で24番目の開校であり,本年度(平成15年度)は開学23年目に当たる.また,言語療法学科は九州で最初の開設である.本学院は西洋医学伝来の地である長崎県に存在し,長崎市の北東(長崎市より約40km)で県央に位置する大村市の小高い丘陵地(通称「ハビリスの丘」―本学院の福田初代副学院長命名)にある.春には学院へ向かう斜面に咲き乱れるツツジが華やかな気分とともに,学生の心に躍動感をもたらしてくれる.また大村市は長崎県の空の玄関で,学院から窓外に目を遣ると,海上空港が眼下に広がっている.学院から空港までは車で10分程度と航空機を利用するには至便の地にある.本学院には開学以来現在まで,北は北海道から南は沖縄まで各地から学生が集っており,情緒あふれる大村市,眼下に広がる穏やかな大村湾,周辺の緑という絶好の環境の中,学生は患者さまならびに社会に貢献できる人材を目指して日夜勉学に勤しんでいる.
学院自慢 ~9本の柱~
やはり一番の自慢は「ハビリスの丘」からの眺望である.さらにもう一つは,この丘の斜面に出っ張った形で3階建ての学舎があるため,この側面下を「9本の柱」が20年以上の長きにわたってしっかりと支えている.この柱同様に,次の9つの「歴史の柱」こそが,文字どおり「縁の下」の力であり当学院の自慢である.そしてまた,何よりも誇れる財産である.