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肩関節内旋可動域測定 ―3つの技術の比較― フリーアクセス
著者: 壇順司1
所属機関: 1西日本リハビリテーション学院
ページ範囲:P.75 - P.75
文献購入ページに移動被験者は13~18歳の健常アスリート56名(男性32名,女性24名)とした.肢位は,肩関節90°外転位での背臥位で以下の3方法にて測定した.①一般的に用いられる第2内旋での標準的な方法(NSS:the scapula is nonstabilized),②烏口突起と鎖骨を上から押さえることで肩甲骨の動きを固定し測定する肩甲骨固定法(SS:the manual scapular stabilization),③視覚的に肩甲骨がベッドより上がり始めるところで測定する方法(VI:the visual inspection),測定器具は,骨アライメントと視覚による誤差を避けるためにデジタル伏角計を使用した.またSSにおいては肩甲骨を固定する検者と測定する検者の2人によって測定され,VIでは1人の検者によって測定された.
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