icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル38巻1号

2004年01月発行

文献概要

文献抄録

小児期のもやもや病に対するencephalo-duro-arterio-synangiosis(EDAS)術後の長期経過 フリーアクセス

著者: 浪本正晴1

所属機関: 1西日本リハビリテーション学院

ページ範囲:P.75 - P.75

文献購入ページに移動
 もやもや病に対しては,浅側頭動脈を中大脳動脈に直接吻合する手術(STA-MCA)と,脳(encephalon)の表面に帽状腱膜(galea),側頭筋(muscle),硬膜(dura)などの軟部組織を置き自然に新生血管を介して間接的に血管吻合を期待する手術(EMS,EDAMS,EDAS)が行われている.この研究は,小児期のもやもや病の治療に実施されるencephalo-duro-arterio-synangiosis(EDAS)の有効性を調査するために,手術後100か月以上の間経過観察された11例について分析が行われた.

 著者らが行った11例22側に対する外科手術は,10例の16側でEDAS,4例の5側でEDAMSである.またそのうち6例は両側でEDASを行った.術中合併症は4例に認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら