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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル38巻11号

2004年11月発行

文献概要

特集 認知運動療法の適応と限界

認知運動療法の適応と限界

著者: 池田耕治1 宮本省三1

所属機関: 1高知医療学院理学療法学科

ページ範囲:P.895 - P.904

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 認知運動療法は,イタリアの神経科学者Carlo C Perfetti教授により提唱された認知理論(cogni-tive theory)に基づく運動療法である.その目的は,脳機能の再組織化からの運動機能回復であり,運動の認知スキーマを再構築することである.

 認知理論1)は,運動機能回復が脳の「認知過程(知覚,注意,記憶,判断,言語)」2)の活性化に関連するとしている.障害を受けた患者の回復の質を考えるとき,これらが正しく実現されたのかにかかわってくる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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