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文献抄録
大学バレーボール選手の着地動作における男女間の比較
著者: 寺尾研二1
所属機関: 1藤田保健衛生大学リハビリテーション専門学校
ページ範囲:P.988 - P.988
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バレーボールでの筋骨格系傷害の63%は,ブロックやスパイクなどの基本的な動作に伴うジャンプや着地の動作で認められている.バスケットボール,バレーボールにおいて,女性のACL(前十字靱帯)損傷の頻度は,男性の2~8倍にも及ぶという報告がある.今回の著者らの研究目的は,バレーボール選手のスパイクとブロックの両者における着地の特徴の男女間の差異を生体力学,運動力学的に分析することである.
対象と方法
下腿に傷害の既往がない健康なバレーボール選手(男女各8名)を対象とした.スパイクとブロックの着地は,両足で均等に平衡を保ち,床反力計上にプラットフォームから垂直に降りるように設定した.高さは40および60cmとした.測定には2台の床反力計,6台のCCDカメラ,赤外線発光マーカーを使用し,ビデオ記録を行った.また等運動性筋力計で大腿四頭筋およびハムストリングスの最大筋力を60°/sの速度で測定した.
バレーボールでの筋骨格系傷害の63%は,ブロックやスパイクなどの基本的な動作に伴うジャンプや着地の動作で認められている.バスケットボール,バレーボールにおいて,女性のACL(前十字靱帯)損傷の頻度は,男性の2~8倍にも及ぶという報告がある.今回の著者らの研究目的は,バレーボール選手のスパイクとブロックの両者における着地の特徴の男女間の差異を生体力学,運動力学的に分析することである.
対象と方法
下腿に傷害の既往がない健康なバレーボール選手(男女各8名)を対象とした.スパイクとブロックの着地は,両足で均等に平衡を保ち,床反力計上にプラットフォームから垂直に降りるように設定した.高さは40および60cmとした.測定には2台の床反力計,6台のCCDカメラ,赤外線発光マーカーを使用し,ビデオ記録を行った.また等運動性筋力計で大腿四頭筋およびハムストリングスの最大筋力を60°/sの速度で測定した.
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