文献詳細
文献概要
先輩からのエール
クライアントをいかに受けとめるか
著者: 石川孝幸1
所属機関: 1身体障害者療護施設金浜療護園
ページ範囲:P.1043 - P.1043
文献購入ページに移動福祉施設は現在,大きく変貌しつつあります.リハビリテーション(以下,リハ)医療は,急性期リハ・回復期リハ・維持期リハ・ターミナルリハと時間的推移に基づいた取り組みに変貌しつつあり,急性期を過ぎたクライアントもリハ・理学療法を求めるようになってきています.だからこそ,福祉施設においても理学療法士の需要は拡大しつつあり,理学療法士の専従が不可欠となってきているのです.このようななか,福祉介護領域で私たち理学療法士は次のような6つの指針を持って臨むことがたいせつです.それは“plan-do-check-action”,“human care”,“never give up rehabilitation”,“team work approach”“problem solver”,“symbiosis”です.この6つの指針を福祉領域における理学療法の役割として,地域における療護施設研修会等で提言し,共通理解をもって取り組むことの重要性を呼びかけているところです.
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