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文献抄録
オランダの慢性疲労症候群活動および参加アンケート(CFS-APQ)の心理測定的特性
著者: 田島徹朗1
所属機関: 1西日本リハビリテーション学院
ページ範囲:P.1077 - P.1077
文献購入ページに移動 目的:慢性疲労症候群(CFS)に対し,総括的なアンケートである簡易型健康状態調査(SF-36)が広く使われているが,その解釈はわかりにくく,時間がかかるため,適用が低く,その有効性も疑わしい.今回のCFS-APQは,CFSにおいて,活動限界をモニターするための疾患に特有の評価手段とされている.本研究では,オランダの言語訳で得られるデータ結果の有効性,情報の内容の妥当性とアンケートの再調査に対する信頼性が検定された.
方法:慢性疲労を有する患者111人のうち47人が,記載されたすべての包含基準を満たした.患者には,最初,活動するのが困難になった少なくとも5つの行動を記載し,次に,CFS-APQを完了するために,疼痛,疲労と能力の3つをvisual analog scalesを使用して評価するよう依頼した.また,自宅でCFS-APQの改訂版を行い,調査者にそれを返すよう依頼した.なお,管理者バイアスを最小にするために特別の説明を与えなかった.
方法:慢性疲労を有する患者111人のうち47人が,記載されたすべての包含基準を満たした.患者には,最初,活動するのが困難になった少なくとも5つの行動を記載し,次に,CFS-APQを完了するために,疼痛,疲労と能力の3つをvisual analog scalesを使用して評価するよう依頼した.また,自宅でCFS-APQの改訂版を行い,調査者にそれを返すよう依頼した.なお,管理者バイアスを最小にするために特別の説明を与えなかった.
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