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文献抄録
顎関節病理,頸部痛と姿勢の相関
著者: 長野恵子1
所属機関: 1西日本リハビリテーション学院
ページ範囲:P.1077 - P.1077
文献購入ページに移動 この研究は顎関節病理および頸部痛と姿勢の関係を調査することを目的としている.被験者は顎関節の疼痛と頸部の疼痛を認める15~52歳(平均年齢28.50±12.93)の18人の患者で構成され,比較される対照群は顎関節痛も頸部痛もない20人で構成されている.
方法として,まず被験者は全員詳細な触診,顎関節の可動域などの理学的検査を受けた.両グループはMRIにて頸部4方向の撮影と,下顎骨の関節可動域,頭部―肩の角度を評価した.下顎骨の可動域は他動および自動の両方で測定し,上下の第1門歯歯間距離を測った.また,頭部―肩角は,耳珠と第7頸椎棘突起と肩峰端にマーキングし,角測定を行った.年齢,頭部―肩角また下顎骨の自動・他動の関節可動域を比較するのにt検定を用いた.性差の比較はχ2検定を用いた.
方法として,まず被験者は全員詳細な触診,顎関節の可動域などの理学的検査を受けた.両グループはMRIにて頸部4方向の撮影と,下顎骨の関節可動域,頭部―肩の角度を評価した.下顎骨の可動域は他動および自動の両方で測定し,上下の第1門歯歯間距離を測った.また,頭部―肩角は,耳珠と第7頸椎棘突起と肩峰端にマーキングし,角測定を行った.年齢,頭部―肩角また下顎骨の自動・他動の関節可動域を比較するのにt検定を用いた.性差の比較はχ2検定を用いた.
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