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特集 難病の理学療法
筋萎縮性側索硬化症の理学療法―偽多発性神経炎型について
著者: 外山治人1
所属機関: 1国立療養所東名古屋病院附属リハビリテーション学院理学療法学科
ページ範囲:P.115 - P.119
文献購入ページに移動 筋萎縮性側索硬化症(以下 ALS)は上位運動ニューロンと下位運動ニューロンがともに侵され,全身の筋肉の萎縮が出現する変性疾患である.本疾患の臨床病型は初発症状により (1)古典型 (2)進行性球麻痺型 (3)偽多発性神経炎型 (4)ヴェルピアン・ベルンハルト型に分類される1).
本稿では,筆者が経験した偽多発性神経炎型ALSの特徴と理学療法の進め方について重症度1~5(表)を中心に概説するとともに,症例を提示する.
本稿では,筆者が経験した偽多発性神経炎型ALSの特徴と理学療法の進め方について重症度1~5(表)を中心に概説するとともに,症例を提示する.
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