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学会印象記
―第19回日本義肢装具学会学術大会―利用者のQOLを高める義肢・装具を目指して
著者: 黒後裕彦1
所属機関: 1東北文化学園大学医療福祉学部
ページ範囲:P.204 - P.205
文献購入ページに移動今回の学会のテーマは「利用者のQOLを高める義肢装具を目指して」である.この分野では,義肢・装具自体の技術の進歩が非常に重要であるが,それと同じくらい大切なことは利用者の側に立つことであろう.なんといっても主役は利用者である.特に義肢・装具は身体に装着する道具であるため避けがたい様々なトラブルがついて回りやすい.それゆえ,利用者の立場を考慮することはなおさら大事であると考えられる.利用者側の視点に立つ重要性をもう一度再認識する機会をもつためにこのようなテーマが設けられたと思われる.
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