文献詳細
文献概要
特集 理学療法モデル
科学的根拠に基づく理学療法モデル
著者: 木村貞治1
所属機関: 1信州大学医学部保健学科理学療法学専攻
ページ範囲:P.358 - P.367
文献購入ページに移動 わが国の理学療法における約40年間の歴史は,欧米からの理学療法に関する知識・技術の導入,基礎医学や臨床医学の情報に基づく評価・治療方法の構築,そして,理学療法士自身の経験則の蓄積に基づく評価・治療方法の構築などの過程を経て今日に至っている.
しかし,現在,医療における臨床的意思決定の根拠は,これまでの経験則中心型のモデルから,質の高い臨床試験の結果に基づく科学的根拠中心型のモデルである「根拠に基づく医療(evidence-based medicine;EBM)」へとパラダイムシフトが行われている.
しかし,現在,医療における臨床的意思決定の根拠は,これまでの経験則中心型のモデルから,質の高い臨床試験の結果に基づく科学的根拠中心型のモデルである「根拠に基づく医療(evidence-based medicine;EBM)」へとパラダイムシフトが行われている.
掲載誌情報