これまで,理学療法士の職域は医療領域に偏重していたが,高齢社会の到来や疾病構造の変化などにより保健・福祉領域にまで拡大されつつある.わが国が長年にわたり世界一の長寿社会を維持していること自体はたいへん喜ばしいことである.しかし,それと並行して健康寿命が長く保たれて国民のquality of lifeが保障される必要がある.このような課題に対して,「健康日本21」や「健康増進法」などと連動して,今後ますます理学療法士の職域が保健・福祉領域に拡大され,国民の「ヘルスプロモーション」に寄与することが期待される.本号では,各執筆者に種々の角度からヘルスプロモーションについて論じていただいた.
雑誌目次
理学療法ジャーナル38巻6号
2004年06月発行
雑誌目次
特集 ヘルスプロモーション
21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)と健康増進法について
著者: 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
ページ範囲:P.433 - P.439
国民の健康の現状
わが国では,戦後,公衆衛生水準の向上や医学技術などの進歩により,すべての年齢層で死亡率が低下し,平均寿命は,男性78.3歳,女性で85.2歳となっている.一方で,全人口のうち65歳以上人口が1975年には約7%であったものが,2000年には15%を超えるなど,わが国の社会は急速に少子・高齢化しており,2025年には65歳以上人口が4人に1人を占めるようになるものと予想されている.
このような人口の急速な高齢化が進む中で,結核といった感染症が死因の多くを占めていた戦前と比べ,保健・医療水準の向上に伴って,急速な高齢化が進み(表),悪性新生物(がん),心臓病,脳血管疾患などの生活習慣病が増加するなど,日本人の疾病構造は大きく変化してきており(図1,2),さらに,要介護状態になる者の増加などが社会問題となっている.
運動とヘルスプロモーション―運動の功罪を考慮した運動指導
著者: 大成浄志
ページ範囲:P.441 - P.446
今日,わが国の平均寿命は世界最長となり,世界で類をみない速度で人口の高齢化が進行している.このような人口の高齢化に伴って疾病構造は大きく変わり,肥満,糖尿病,高血圧,高脂血症に代表されるいわゆる生活習慣病が増大してきていることは周知の事実である.
これらの疾患は,加齢や運動不足,不適切な食習慣に伴うインスリン作用不足によるものであり,インスリン抵抗性症候群といわれている1).これらの疾患を予防し,さらに高い健康のレベルに引きあげることが求められているが.運動はこれを実現する最良の方法の1つである.
若年齢者のヘルスプロモーション
著者: 稲水惇
ページ範囲:P.447 - P.454
近年,日本人の平均寿命は男女共に世界一を保っている.これは今日の高齢者が若年者であったころのライフスタイルと戦後の急速な医療の進歩によるところが大きい.しかし現在の若年者が高齢化したときにどのようになるかについてはだれも予測できない.現在わが国の主要疾病である,がん,虚血性心疾患,脳血管疾患,高血圧,糖尿病などの発症に生活習慣が深く関与することが医学的にも社会的にも問題になって久しいが,若年者の生活習慣,特に運動不足,摂取栄養の偏り,過食,夜型生活習慣,ストレス増大など生活習慣の改善の兆しはなく,むしろ若年者の生活習慣病の増加が指摘され,現在の若年者が高齢化したときについては悲観的予測のほうが多い.これらを背景に,2010年を目指したヘルスプロモーション運動として,健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)が平成12年度から開始されている1).ヘルスプロモーションの考え方は時代と共に変化し,最初は個々人の生活習慣の改善を意味していたが,現在では個人の努力に基づく生活改善に加えて社会的環境の改善によって健康の実現を目指すプロセスと考えられている.本稿では若年者の健康阻害要因,若年者の体力・運動能力の現状および身体活動・運動を中心とした若年者のヘルスプロモーションについて述べる.
現代社会の若年者における健康阻害要因(図1)
交通手段の発達,体を動かさなくてもいい都市型文化生活,テレビゲームやファミコンなど商業ベースにのった遊びの普及,遊び相手にも事欠く少子化,好きなものを好きなときに好きなだけとる食生活(偏食・過食),見かけ上のかっこ良さを求める風潮,受験をはじめとした競争の激化などの生活様式や社会環境の変化によって,運動不足,栄養の偏り・肥満・痩せ,夜型生活習慣,精神的ストレスの増大などの健康阻害要因がもたらされる.これらに喫煙,飲酒習慣も加わって,体力低下,予備力低下,抵抗力低下,脆弱化,肥満・痩せ,情緒不安定,意欲低下などの生活習慣病の予備状態となり,最終的に様々な疾患が発症する.
中高年齢者のヘルスプロモーション
著者: 中田昌敏
ページ範囲:P.455 - P.462
近年では,廃用症候群の予防を含めた虚弱・障害高齢者の介護予防や,介護度の軽減を目的とした運動プログラムの開発も行われている.本稿では中高年齢者の身体機能特性や廃用症候群の予防,健康を維持・増進するための運動の質量について述べ,中高年齢者のヘルスプロモーションのための運動実践環境・方法と理学療法士の役割を考察する.
中高年齢者の身体機能特性
加齢に伴う身体機能の低下度は,生理学的要因に加え,心理的あるいは社会的環境により個人差が大きく,体格・体力の個人差は遺伝的要因よりは,食習慣・運動・嗜好品・精神的ストレスなどの長い間の生活習慣という後天的要因によるところが大きいため,年齢のみの分類が困難であり,多くの研究者が高齢者の特殊性を考慮した身体機能評価の必要性を報告している.
地域住民を対象としたヘルスプロモーション事業―医療機関における実践例
著者: 半田一登 , 奈良勲 , 堤文生
ページ範囲:P.463 - P.468
九州労災病院では「健康日本21」への積極的な取り組みとして,平成14年度から「勤労者健康づくり21」と称したヘルスプロモーション事業(図1)を行っている.本事業の意図は,公的な医療機関の使命として,勤労者および地域住民を対象として主に生活習慣病の予防・健康増進を目的としたヘルスプロモーションの実践活動を展開することである.本事業を開始したもうひとつの背景は,①理学療法士の専門的知識をヘルスプロモーションに活用できる,②理学療法科の運動療法・物理療法機器を活用できる,③リハビリテーション室の広い面積を活用できるなどであった.
本事業を具体化するために院内で特別委員会が設置され,委員長には副病院長,委員には代謝内科部長・循環器内科部長・高血圧科部長・脳血管内科部長・リハビリテーション科部長・検査科部長,そしてリハビリテーション科技師長である筆者(半田)が選任された.
とびら
「ありがた期リハビリテーション」を目指して
著者: 辻下守弘
ページ範囲:P.429 - P.429
練習が終わった後,「ありがたい,ありがたい」と合掌までしてくださるお年寄りがおられる.合掌までされると,「そう言ってもらえてありがたい」と反射的に合掌を返してしまう.「ありがたい」とおっしゃるお年寄りは意外と多く,私のリハビリテーションサービスが優れているのかと自惚れてしまうこともある.しかし,残念ながらそういうわけではないようで,お年寄りはすべてのものに対して「ありがたい」が口癖になっている.例えば,おいしく食べられること,子供や孫のこと,世話をしてもらえること,そして一世紀近くも生かされたことに「ありがたい」とおっしゃる.それに,「ありがたい」とおっしゃるお年寄りは,からだが不自由でも元気で,朗らかで,笑顔が絶えない.
発達心理学者のエリクソン(1902~1994)は,人生を8つのライフサイクルに区分し,人間は生まれてから死ぬまで発達し続けると考えた.各ライフサイクルにはそれぞれ取り組むべき課題があり,人生の最終段階である老年期の課題は,「自分の人生を自分の責任として受け容れる」ことである.それは,自分の人生は愛すべき大切なものだと認め,その人生を築き上げたのは自分の責任だと受け容れることに他ならない.自分の人生を愛するということは,その人生に関わるすべてのものを愛しみ感謝することである.そう考えると,すべてのものに対して「ありがたい」と合掌するお年寄りの行動は,人生最後の難題を解決したことの証だといえる.
学校探検隊
新たな出発,そして終焉
著者: 菊地昭栄知 , 第22回生一同
ページ範囲:P.470 - P.471
宮城野は古人の憧れの地
国立仙台病院附属リハビリテーション学院は1980年4月に開設された.学科は理学療法学科と作業療法学科の2学科で,学生の入学定員は1学年それぞれ20名である.
開校当時の学院設置者は厚生省で,その後中央省庁の再編に伴い厚生労働省に変更になり,2004年4月には独立行政法人国立病院機構として新たな出発をすることになる.これに伴い学院の名称も「独立行政法人国立病院機構仙台医療センター附属リハビリテーション学院」に変更になる.
1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?
3次元動作解析
著者: 石井慎一郎
ページ範囲:P.477 - P.477
1.3次元動作解析システムとは
3次元動作解析システムとは,身体運動中の関節の動きや発揮された力などを分析するための計測システムのことである.最も普及しているのは2台以上のカメラを使用して,体表面に取り付けたマーカの3次元空間座標を計測する方式である.得られたマーカの3次元座標値から,関節中心の位置や体節の動き,身体重心の位置などを計算によって求める解析手法を3次元動作解析という.
マーカの空間座標測定と同時に,床反力計を使用して床反力を計測すると,身体運動中の関節モーメントの計算が可能となる.関節モーメントは,筋張力によって関節軸回りに作用するモーメントである.関節モーメントを知ることで被験者がどのように身体を動かそうとしているのかといった,身体運動のメカニズムを分析することが可能となる.
新人理学療法士へのメッセージ
ヴィジョンを持て! 謙虚さを忘れるな! 自分を相対化してみろ!
著者: 小島肇
ページ範囲:P.478 - P.479
理学療法士としての道を歩み始めた皆さんへ,上記のタイトルがもう既に臨床経験20年を超えてしまった私からのアドバイスです.
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専門学校卒業後塩原温泉へ
1983年3月末,専門学校を卒業したての私はタクシーに乗せられ宇都宮から塩原へやって来ました.大学病院へ就職することが名を成す理学療法士になる第一歩と思い込んでいた野心家の青二才は,1年限りという条件で塩原にある温泉病院へ派遣されることになったのです.「どうせならただの田舎でなく山奥へ」と開き直っていたら,本当に風光明媚なひとり職場の病院へ派遣されてしまったのです.その病院はベッド数120あまり,50人少々の職員で和気藹々とした雰囲気でした.病院東側には天狗岩が見え,街道を隔てて箒川が流れていました.また,この病院に常勤理学療法士が配属されたのは私が初めてで,運営のすべてを任されました.いつも支えていただいた専任看護師,理学療法士助手,そしてマッサージ師2名と私の計5人で理学療法部門を運営しました.院長は午後の仕事が始まったころを見計らって自家用車で私を連れ出し,温泉街へ昼食を食べに誘って下さるというおちゃめな性格の持ち主でした.宿舎が隣り合わせのこともあり,時々お邪魔してはブランディーをご馳走になりながらいろいろな話をうかがいましたが,軍隊や結婚観,砂原茂一先生のリハビリテーションへの情熱などなど人生や医療についての話が中心で,およそ仕事の話をしたことがありませんでした.出会いとは不思議なものです.山奥の勤務では週に一度大学病院へ研修にでて息抜きをさせていただき,また当時川向こうにあった国立病院の先生には患者の評価目的で来院していただき,勉強会にも誘っていただきました.大学の関連病院に所属しながら他の組織の先生方と行き来させていただき,自分を相対的にみることを学んだ気がします.温泉つきの宿舎や素朴な職員に囲まれ,結局任期を延ばして2年半働かせていただきました.しかし,20代前半の青年にとってそろそろ限界がきていたのでしょう.ちょうどそのころ,専門学校時代の教官で大学病院を紹介したにもかかわらず温泉病院に就職させてしまった責任を感じていた現在の上司が声をかけてくださり,ひとり職場の生活から一転,都会の病院へやってくることになりました.
先輩からのエール
真の技術の習得に挑戦しませんか
著者: 砂川勇
ページ範囲:P.480 - P.480
私が理学療法士免許を取得したのは1968年で,その頃は日本のリハビリテーション医療のレベルを指して,欧米諸国から30年は遅れているだろうと言われており,1日でも早く追いつけ,追い越せという気構えで毎日を過ごしていたように記憶している.当時は,勉強をするにしてもリハビリテーション関係の出版物が少なく,また文献を検索する手段も知らず,欧米の訳本や医師による出版物が散見するくらいで,唯一の新しい情報収集手段は雑誌であり,広告の隅々まで目を通していたことが懐かしく思い出される.
以来30余年が経過し,理学療法士を取り巻く周辺が大きく変化した.職域は拡大され,今では医療機関のみでなく各種の施設・地域・在宅など,保健・福祉の分野でも理学療法が展開され,さらには一般企業や保健施設にまで拡大している.また,理学療法の業務内容(領域)も細分化・高度化が進み,それぞれの専門分野が確立されはじめている.また,以前は欧米の模倣が中心であった理学療法体系が,日本人による研究や開発が盛んになり,また出版物もわが国の理学療法士によるものが増加しており,喜ばしいかぎりである.
入門講座 運動療法の基本 ➌
動作指導の基本
著者: 内田成男 , 佐藤純子 , 横山明正 , 寺林大史
ページ範囲:P.481 - P.489
われわれは実に様々な動作を行って生活している.その中で「基本動作」あるいは「起居移動動作」とよばれる動作群は,動作そのものに直接的な目的はないが,他の目的をもった諸活動(食事・排泄・入浴など)に直接結びつく動作群である.これらの動作を獲得するためには個々の動作ごとにアプローチされる場合がほとんどであるが,実際の生活場面ではいくつかの動作が組み合わされて行われることが多い.
さて,リハビリテーションの対象者(患者)ではなんらかの身体機能が障害され,基本動作が困難となる場合が少なくない.したがって,理学療法場面においても治療的アプローチの一つとして,「動作指導」は非常に重要となる.本稿では動作指導の基本的なコンセプトを提示し,ついで基本動作を,①寝返り・起き上がり,②座位,③立ち上がり,④移乗,⑤立位,⑥歩行に便宜的に分類し,それぞれの一般的な指導と留意点について脳卒中片麻痺患者の例を中心に述べていく.
講座 理学療法における標準(値)・2
移動動作と下肢機能
著者: 小松泰喜 , 上岡洋晴 , 岡田真平 , 武藤芳照
ページ範囲:P.491 - P.499
高齢者にとって移動動作やそれに伴う下肢機能は,日常生活に直結し,寝たきりなどの「介護予防」の重要なキーワードとなっている.特に移動が不可能となることは,アリストテレスの言う“Life is Motion”からかけ離れ,高齢者にとっては生活上の「死」をイメージするといっても過言ではない.
また,昨今の介護予防事業の普及から,高齢者に対する機能評価の重要性が問われる時代となり,正確で簡便な評価手段の開発が以前にも増して必要とされている.さらに,高齢者にとって生活実感に即したわかりやすい表現を使用し,ひいてはその後の介入へのモチベーションが継続でき,コンプライアンスに必要な情報を提供することが,有効な「介護予防」に結びつくと考えられる.
特別寄稿
期待される理学療法士像―あなたは患者さん(対象者)を元気にしてますか
著者: 奈良勲
ページ範囲:P.500 - P.507
はたして,患者さん(理学療法士の職域が拡大され,患者さんを診るだけの時代ではないため以下,原則的に対象者とする)は理学療法士に何を期待しているのだろうか? わたしたち理学療法士は保健・医療・福祉領域で働く専門家として,対象者の理学療法をはじめヘルスプロモーションおよび医学的・社会的リハビリテーションなどに関与する際,まずは対象者の医学的および社会的情報と検査・測定で得たデータに基づいて評価する.そして,それによって対象者のニーズや傷害・障害像などを把握して,それらの改善・解決を図るべく到達目標を含むプログラムを立案し,それを実践して対象者の期待に応えようとしている.しかし,個々の対象者のニーズは多岐にわたり,かつ傷害・障害像も多様であることから,それらに幅広く対応することは極めて多難であることも事実である.
また,2001年に改定されたWHOの国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)に準じて対象者のimpairments, activities,participationにかかわることが,わたしたちの今後の課題であるとすれば,その観点から対象者に介入・対応することが求められよう.
文献抄録
片麻痺歩行における短下肢装具の影響 フリーアクセス
著者: 水野元実
ページ範囲:P.508 - P.508
短下肢装具(以下AFO)は片麻痺患者に広く使用されており,プラスチックAFOと金属支柱付AFOが多く処方されている.プラスチックAFOと金属支柱付AFOが片麻痺歩行に与える影響を比較した.
・方法:対象は片麻痺患者12名(性別:女性3名/男性9名,平均年齢:54歳,平均発症後期間:67日)で,全例が歩行時に麻痺側足関節のコントロールができず,杖を使用していた.無視やコミュニケーション障害は認められなかった.3例の足関節底屈筋に中等度の痙縮を認めた.歩行分析にはVicon 370 Motion Analysis Systemを使用し,床反力計により床反力データを得た.AFOなし/ありの順で,自由歩行速度にて評価した.空間的時間的要素(cadence,歩行速度,step time,歩幅,両脚支持時間),運動学的要素(踵接地と遊脚中期の足関節背屈角度),運動力学的要素(膝屈曲モーメント,床反力)を各条件で計測し,統計学的解析にはWilcoxon検定を使用した.
異なる静止立位姿勢での両上肢屈曲に伴う姿勢筋の先行活動 フリーアクセス
著者: 鈴木由佳理
ページ範囲:P.508 - P.508
多くの先行研究では急速に上肢を動かすとき,立位姿勢を制御する下肢や体幹の姿勢筋の活動が先行するといわれている.最初にとっていた立位姿勢による両上肢を自分のペースで挙げたときの姿勢筋の先行活動タイミングの変化と大きさについて調査した.
・方法:対象は健常成人109名.静止立位時の前後方向における足底圧(CFP)位置に従い,10名ずつの3グループ(後方,中間,前方)に分けた.なおCFP位置は床反力計(WAMI,WA1001)を使用して総足長と関連させ踵からの距離を測定し,48%以上を後方グループ,38~48%を中間グループ,38%以下を前方グループとした.被検筋は左側のヒラメ筋,前脛骨筋,大腿二頭筋,大腿直筋,脊柱起立筋,腹直筋,三角筋前部線維とし,電極は表面筋電図を用い3cm間隔で貼付した.被検者には裸足にて,握り棒(長さ40cm,重量68g)を大転子にわずかに触れる位置で肘伸展位にて保持させ,発光ダイオードによるON信号から3秒以内に自分のペースで上肢挙上し,OFF信号まで水平位に保持するよう指示した.
人工膝関節全形成術後における機能の決定因子 フリーアクセス
著者: 国中優治
ページ範囲:P.509 - P.509
本研究は,TKA(人工膝関節全形成術)後の機能維持の決定因子を確認することを目的として行われた.
対象はTKAを施行した276人であり,その内67%は片側性関節症であった.なお両TKA施行患者は含まれなかった.
神経絞扼の徴候による慢性肘外側疼痛患者のための検査と介入 フリーアクセス
著者: 山田稔晃
ページ範囲:P.509 - P.509
外側肘疼痛にはいくつかの原因がある.一般的な外側上顆炎では使いすぎにより短橈側手根伸筋腱が最も影響を受けやすい.その他の原因にはC5-6,C6-7での問題や腕橈関節症による機能障害,また,深部の橈骨神経絞扼を伴う橈骨管症候群(RTS)がある.
Prasartrithaらによる屍体検体において,Frohseのアーケードでよく発達した線維アーチも持つ者があり,このことは線維性組織がこの部位での神経絞扼の理由であることを示した.
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編集後記 フリーアクセス
著者: 奈良勲
ページ範囲:P.512 - P.512
本号の特集テーマは「ヘルスプロモーション」である.これまで,理学療法士の職域は医療領域に偏重していたが,高齢社会や疾病構造の変化などにより保健・福祉領域にまで拡大されつつある.わが国が長年にわたり長寿社会を維持していること自体はたいへん喜ばしいことである.しかし,それと並行して健康寿命が長く保たれて国民のquality of lifeが保障される必要がある.このような課題に対して,「健康日本21」や「健康増進法」と連動して,今後ますます理学療法士の役割が国民の「ヘルスプロモーション」を支えるパワーになることが期待されている.
厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室には,国の立場から「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)と健康増進法について」と題して,今後の国民のヘルスプロモーション対策について幅広く述べていただいた.健康日本21の中核は住民に身近な市町村において住民の参加を得ながら計画を策定し,国民運動につなげていくことの重要性が強調されている.さらに,国民の自由意思と責任に基づく健康づくりへの取り組みの重要性が指摘されている.大成氏には,「運動とヘルスプロモーション─運動の功罪」と題して,健康増進の一手段としての運動・スポーツが奨励されてきたが,それらの内容によってはかえって健康の弊害になることがあることから,運動・スポーツが生体に及ぼす功罪を運動生理学的視点から述べていただいた.稲水氏には,「若年齢者のヘルスプロモーション」と題して,近年,若年齢者の体型は大きくなっているが,それに反して体力,免疫力などの低下が指摘されていることから,その実態と若年齢者のヘルスプロモーションのあり方を述べていただいた.中田氏には,「中高年齢者のヘルスプロモーション」と題して,中高年齢者の身体機能特性に加え,健康維持・増進のための適切な運動プログラムなどについて述べていただいた.半田氏他には,「地域住民を対象としたヘルスプロモーション事業―医療機関における実践例」と題して,地域住民のヘルスプロモーション事業に取り組んでいる基本方針とその具体的内容について述べていただいた.
基本情報

バックナンバー
58巻12号(2024年12月発行)
特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
58巻11号(2024年11月発行)
特集 Multimorbidity and Multiple Disabilities(MMD)—多疾患重複時代がやってきた!
58巻10号(2024年10月発行)
特集 小脳update—運動と認知
58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
特集 全身持久力トレーニング
58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
58巻6号(2024年6月発行)
特集 足病—あしを救って機能も救うために
58巻5号(2024年5月発行)
特集 “行為”の回復のための理学療法
58巻4号(2024年4月発行)
特集 DXが理学療法にもたらす未来
58巻3号(2024年3月発行)
特集 骨盤底機能障害と運動器障害の連関
58巻2号(2024年2月発行)
特集 総合理学療法
58巻1号(2024年1月発行)
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57巻12号(2023年12月発行)
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57巻11号(2023年11月発行)
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57巻3号(2023年3月発行)
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56巻9号(2022年9月発行)
特集 運動イメージ—科学的根拠に基づく臨床実践をめざして
56巻8号(2022年8月発行)
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56巻7号(2022年7月発行)
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56巻6号(2022年6月発行)
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56巻5号(2022年5月発行)
特集 動作分析と臨床のマッチング
56巻4号(2022年4月発行)
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56巻3号(2022年3月発行)
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56巻2号(2022年2月発行)
特集 進歩する低侵襲手術に応じた理学療法—治療プログラム,目標設定,リスク管理
56巻1号(2022年1月発行)
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55巻12号(2021年12月発行)
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55巻11号(2021年11月発行)
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55巻10号(2021年10月発行)
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55巻9号(2021年9月発行)
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55巻8号(2021年8月発行)
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55巻7号(2021年7月発行)
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55巻6号(2021年6月発行)
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55巻5号(2021年5月発行)
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55巻4号(2021年4月発行)
特集 皮神経滑走と運動療法の新知見
55巻3号(2021年3月発行)
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55巻2号(2021年2月発行)
特集 関節可動域評価のABC—治療計画につなぐ応用的解釈まで
55巻1号(2021年1月発行)
特集 高齢者の膝関節の痛み
54巻12号(2020年12月発行)
特集 歩行PART 2 運動器疾患と歩行指導
54巻11号(2020年11月発行)
特集 歩行PART 1 脳神経疾患と歩行
54巻10号(2020年10月発行)
特集 疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践
54巻9号(2020年9月発行)
特集 軟部組織に着目した理学療法の最前線
54巻8号(2020年8月発行)
特集 パフォーマンス向上のための筋力トレーニング
54巻7号(2020年7月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患の多彩な症状と理学療法
54巻6号(2020年6月発行)
特集 Pusher現象の謎 「傾き」への挑戦—臨床像と治療アプローチ
54巻5号(2020年5月発行)
特集 投球障害を捉える—動作,機能解剖,エコーの活用,予防に対する理学療法士の英知
54巻4号(2020年4月発行)
特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
54巻3号(2020年3月発行)
特集 地域における予防の効果—理学療法の可能性
54巻2号(2020年2月発行)
特集 薬と運動療法
54巻1号(2020年1月発行)
特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
53巻12号(2019年12月発行)
特集 装具の臨床
53巻11号(2019年11月発行)
特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望