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短報
3m歩行テストを用いた高齢障害者の移動能力評価の検討
著者: 今村純子1 星文彦2 塩野谷千恵子1 長井豊貴3
所属機関: 1医療法人勉仁会東小樽病院リハビリテーション科 2東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科 3介護老人保健施設ラポール東小樽リハビリテーション課
ページ範囲:P.577 - P.579
文献購入ページに移動一方,日常の移動動作は,直線を歩くだけではなく,目的に応じて歩きながら体の向きを変えたり,歩いて椅子に座るといったように,動作が連続的につながって行われている.中村ら3,4)は,動作の連続性について動作の連合として,連続動作,結合動作,同時動作,複合動作に区分している.星5)は,3m椅子間歩行による動作の連合からみた動作パターン分析や動作時間計測は,高度なバランス能力や実用的な移動能力を評価できると同時に,日常の立位生活状況を推測することができる機能評価として有用であることを示唆している.
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