文献詳細
文献概要
学会印象記
―第39回日本理学療法学術大会―伊達政宗の精神は生きていた!―未来への惜しみない努力―
著者: 浅香満1 熊丸めぐみ2
所属機関: 1公立藤岡総合病院 2群馬県立心臓血管センター
ページ範囲:P.754 - P.755
文献購入ページに移動大会テーマ
大会テーマ「病気・障害,そして健康・・・理学療法学の近未来に向けて」は,半田健壽大会長の恩師である,現東北文化学園大学教授の中村隆一先生が1983年に執筆した著書のタイトルでもある.特別講演において中村先生は,「病気・障害・健康」の歴史やその解釈方法などについて述べられ,われわれ理学療法士の未来に様々な示唆を与えてくれた.平成15年5月に健康増進法が施行されてから早や1年,われわれ理学療法士にとっても,「病気・障害・健康」のキーワードは大変重要なものと考えられる.今大会は,基調講演と特別講演にて問題を提起した後に,分科会やシンポジウム,一般演題発表にて様々な意見を出し,最終日のパネルディスカッションで集約する構成となっており,最後には大会テーマ「病気・障害,そして健康・・・理学療法学の近未来に向けて」に対して大会長宣言でまとめるという一貫した流れに基づいた大会として展開された.
掲載誌情報