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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻1号

2005年01月発行

文献概要

書評

―鶴見隆正・大渕修一/責任編集―『理学療法Mook 11/健康増進と介護予防』 フリーアクセス

著者: 富樫誠二1

所属機関: 1広島市立安佐市民病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.58 - P.58

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 理学療法において健康増進分野への取り組みが叫ばれて久しい.さらに今,時代は介護予防という新たな戦略を展開しつつあり,その中で理学療法士はその役割を発揮することが求められている.言い換えれば力量が問われているともいえる.

 そういった中で,鶴見隆正先生(神奈川県立保健福祉大学),大渕修一先生(東京都立老人総合研究所介護予防緊急対策室)というこの分野のオーソリティが編者の労をとられ,理学療法Mookシリーズに実にタイムリーな待望の一冊が加わった.選ばれた著者らは,この分野の多岐にわたるそれぞれの実践者たちであり,実践からくる多くの含蓄のある内容を提示してくれる理論家たちでもある.一読しただけで単なるハウツウものではないことがわかるだけでなく,エビデンスに基づいた健康増進・介護予防への熱い思いと取り組みが書かれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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