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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻12号

2005年12月発行

文献概要

文献抄録

臨床家の治療選択は非特異的腰痛に対してマニュアルセラピーの治療成績を改善しているか? メタ分析

著者: 籾山日出樹1

所属機関: 1秋田大学医学部保健学科

ページ範囲:P.1106 - P.1106

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目的:メタ分析により臨床家が治療技術を決定する裁量を有している場合と,いない場合とで治療期間と痛み,活動制限について調査し,非特異的腰痛(NSLBP)へのマニュアルセラピー(MT)の成果を定量的に比較した.

 対象と方法:調査は2003年8月にCINAHL,EMBASE,MEDLINE,the Physiotherapy Evidence Database(PEDro),the Cochrane Controlled Trials registerなどのdata baseから抽出したMTに関する研究論文とその参考文献,LBPのRCTsのレビューを調査した.288の関連文献を表題と要旨により65文献まで選別し,さらに除外基準に照合し55文献が除外された.除外基準は,痛みと活動制限の標準平均差が不適当,PEDroのQuality Rateが3以下,効果判定できない,effect sizeの算出が不適切,であった.Effect sizeはCochrane Collaboration Revman(ver4.2)のsoftwareにて算出された.MTの効果は痛みと活動制限について検討された.治療期間が3週未満とそれ以上で,臨床家が治療技術を決定する裁量の有無に分けてメタ分析した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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