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文献抄録
アレキサンダー法を施行し姿勢の自動調整に改善がみられた腰痛症の1症例
著者: 熊谷香緒1
所属機関: 1横浜市立脳血管医療センターリハビリテーション部
ページ範囲:P.1107 - P.1107
文献購入ページに移動背景と目的:腰痛症患者は,身体の協調した動きや,随意的な運動などのいわゆる姿勢の自動調節に問題があるといわれている.しかしながら姿勢の自動調節の異常と腰痛症の関係については明確ではない.
アレキサンダー法(alexander technique;AT)は,姿勢の自動調節やそれに伴う筋活動を変化させるための過程を意図的に行うことによって,姿勢を調節する機能を高めることを目的としている.またATが腰痛症を軽減させるという報告もなされている.この症例報告では,腰痛症患者にATによる治療介入を行い,姿勢の自動反応と腰痛の程度の変化を観察し報告する.
アレキサンダー法(alexander technique;AT)は,姿勢の自動調節やそれに伴う筋活動を変化させるための過程を意図的に行うことによって,姿勢を調節する機能を高めることを目的としている.またATが腰痛症を軽減させるという報告もなされている.この症例報告では,腰痛症患者にATによる治療介入を行い,姿勢の自動反応と腰痛の程度の変化を観察し報告する.
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