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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻2号

2005年02月発行

文献概要

特集 実践能力を高めるカリキュラム 実践能力を高めるための特色ある理学療法教育方法

グループ学習を通した実践能力の育成

著者: 杉浦昌己1 村上忠洋1 三宅わか子1 村瀬政信1 山中主範1

所属機関: 1中部リハビリテーション専門学校

ページ範囲:P.146 - P.148

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本校は,昭和57(1982)年に開校した一部(昼間部)3年制課程と,二部(夜間部)4年制課程を併設する私立の理学療法士養成校であり,開校当初から,臨床の現場で活躍できる理学療法士の育成を目指している.われわれは,理学療法における実践能力を「対象者を前にして,適切に理学療法を行える能力」と捉え,理学療法士の養成校として実践能力を高める教育に努めてきた.しかし言うまでもなく,この実践能力は学内の教育や臨床実習における指導のみで完成されるものではなく,卒後,生涯にわたって自ら臨床経験を積み重ねて培ってゆくものでもある.このため学内教育においては,実践能力を高めるための基盤を築くことが重要であると考えている.

 以下に,われわれの考える実践能力を高める教育と,その具体的な取り組みについて紹介する.

参考文献

1)岩渕 勉:グループ学習,医学教育技法マニュアル(日本医学教育学会教育技法委員会/編),pp53-59,篠原出版新社,1999
2)臼田 滋:理学療法研究法,理学療法学教育論(奈良 勲/編),pp127-136,医歯薬出版,2004
3)植村研一:医学教育におけるシミュレーションの種類と特徴,医学教育マニュアル5.シミュレーションの応用(日本医学教育学会教育開発委員会/編),pp34-62,篠原出版,1984

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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