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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻2号

2005年02月発行

文献概要

文献抄録

喫煙は骨癒合を遅らせる

著者: 稲場斉1

所属機関: 1秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.198 - P.198

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喫煙が骨癒合を妨げることは周知の事実であり,変形性関節症に対する近位脛骨骨切り術において,遷延骨癒合は治療を長引かせ合併症のリスクを増大させることになる.

 患者と方法:対象は近位脛骨骨切り術を行った変形性膝関節症患者200人〔男子119人,女子81人,平均年齢53歳(18~75歳).喫煙者34人,非喫煙者166人〕とし,患者の術前の喫煙習慣,術後の合併症および外固定期間に相当する治療期間について調べた.

参考文献

W-Dahl A, et al:Cigarette smoking delays bone healing. Acta Orthop Scand 75:347-351, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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