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文献抄録
喫煙は骨癒合を遅らせる
著者: 稲場斉1
所属機関: 1秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻
ページ範囲:P.198 - P.198
文献購入ページに移動喫煙が骨癒合を妨げることは周知の事実であり,変形性関節症に対する近位脛骨骨切り術において,遷延骨癒合は治療を長引かせ合併症のリスクを増大させることになる.
患者と方法:対象は近位脛骨骨切り術を行った変形性膝関節症患者200人〔男子119人,女子81人,平均年齢53歳(18~75歳).喫煙者34人,非喫煙者166人〕とし,患者の術前の喫煙習慣,術後の合併症および外固定期間に相当する治療期間について調べた.
患者と方法:対象は近位脛骨骨切り術を行った変形性膝関節症患者200人〔男子119人,女子81人,平均年齢53歳(18~75歳).喫煙者34人,非喫煙者166人〕とし,患者の術前の喫煙習慣,術後の合併症および外固定期間に相当する治療期間について調べた.
参考文献
W-Dahl A, et al:Cigarette smoking delays bone healing. Acta Orthop Scand 75:347-351, 2004
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