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PTワールドワイド
―第13回米国嚥下研究会印象記―嚥下研究最前線と日本の現状
著者: 吉田剛1
所属機関: 1本島総合病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.248 - P.249
文献購入ページに移動PTはひとりだけ?
嚥下障害に対するリハビリテーションは近年認知度が向上し,わが国では2004年9月に新潟で行われた第10回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会に,3,000名程度の多職種の参加を得て盛大に行われた.今般,2004年10月13日から16日までの4日間,カナダのモントリオールで標記学会が開催された.本学会は,雑誌Dysphagiaを学会誌とする,世界から著名な嚥下研究者が集まる学会であり,Palmer,Logemann,Langmore,Shaker,Groherなど日本でも馴染みの深い研究者が多数先頭に立って参加している.国際学会がないため事実上国際学会の役割を果たしている.日本からは,総勢53名の参加者があり過去最高であったそうである.しかし,理学療法士(PT)は発表者の中では筆者ひとりであり,同行して頂いた群馬大学の内山靖教授以外は各国の参加者の中でもPTは見当たらなかった.寂しいことである.
規模は小さいが研修内容の多さに驚き
1.会場はここだけ?
会場は,成田からトロント経由でフランス語圏世界第2位の都市モントリオールへ向かい,その中心部にあるハイアット・リージェンシー・モントリオール・ホテルの中にあり,300名程度が机付で座れるメイン会場と52題のポスターが貼付されたポスター会場の2つだけであった.12日はプレコングレスセミナーが半日開催されたが,ほとんどが日本人であり,席は十分あったが,翌日から席は足りるのだろうかと心配していた.しかし,翌日ほぼ満席となるちょうどよい程度の参加者数であったことにさらに驚かされた.
嚥下障害に対するリハビリテーションは近年認知度が向上し,わが国では2004年9月に新潟で行われた第10回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会に,3,000名程度の多職種の参加を得て盛大に行われた.今般,2004年10月13日から16日までの4日間,カナダのモントリオールで標記学会が開催された.本学会は,雑誌Dysphagiaを学会誌とする,世界から著名な嚥下研究者が集まる学会であり,Palmer,Logemann,Langmore,Shaker,Groherなど日本でも馴染みの深い研究者が多数先頭に立って参加している.国際学会がないため事実上国際学会の役割を果たしている.日本からは,総勢53名の参加者があり過去最高であったそうである.しかし,理学療法士(PT)は発表者の中では筆者ひとりであり,同行して頂いた群馬大学の内山靖教授以外は各国の参加者の中でもPTは見当たらなかった.寂しいことである.
規模は小さいが研修内容の多さに驚き
1.会場はここだけ?
会場は,成田からトロント経由でフランス語圏世界第2位の都市モントリオールへ向かい,その中心部にあるハイアット・リージェンシー・モントリオール・ホテルの中にあり,300名程度が机付で座れるメイン会場と52題のポスターが貼付されたポスター会場の2つだけであった.12日はプレコングレスセミナーが半日開催されたが,ほとんどが日本人であり,席は十分あったが,翌日から席は足りるのだろうかと心配していた.しかし,翌日ほぼ満席となるちょうどよい程度の参加者数であったことにさらに驚かされた.
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