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文献抄録
短波療法の禁忌:アイルランド理学療法士への調査
著者: 大澤諭樹彦1
所属機関: 1秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻
ページ範囲:P.288 - P.288
文献購入ページに移動背景と目的:イングランドとウェールズで実施された物理療法の副作用に関する実態調査で,18か月間で148件の副作用発生が報告されていた.このうち短波療法によるものが32.4%を占めていた.多くの短波療法の禁忌が根拠に基づいた判断で決定されているというよりは,常識や経験に基づいていることが原因と考えられた.そこで,アイルランドの理学療法士が短波療法の禁忌について,どのように認識しているかを検証する目的で研究を行った.
方法:アイルランドにある病院の理学療法科へ,郵送によるアンケート調査を実施した.調査に参加した理学療法士は3年以上の臨床経験を持つ者であった.アンケートでは,持続短波療法とパルス短波療法の禁忌に関する35種類の症状や部位について,回答を求めた.35種類全ての項目について,短波療法が禁忌と考えられるレベルを,「いつも禁忌となる」,「時々禁忌となる」,「禁忌とはならない」,「分からない」の4段階で回答してもらった.
方法:アイルランドにある病院の理学療法科へ,郵送によるアンケート調査を実施した.調査に参加した理学療法士は3年以上の臨床経験を持つ者であった.アンケートでは,持続短波療法とパルス短波療法の禁忌に関する35種類の症状や部位について,回答を求めた.35種類全ての項目について,短波療法が禁忌と考えられるレベルを,「いつも禁忌となる」,「時々禁忌となる」,「禁忌とはならない」,「分からない」の4段階で回答してもらった.
参考文献
Shields N, et al:Contraindications to short-wave diathermy:results of an Irish survey. Physiotherapy 90:42-53, 2004
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