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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻7号

2005年07月発行

文献概要

文献抄録

PCBSテストの結果の信頼性と得点分布の経時的変化

著者: 熊谷香緒1

所属機関: 1横浜市立脳血管医療センターリハビリテーション部

ページ範囲:P.649 - P.649

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背景と目的:新しいPCBS(Postural Control and Balance for Storoke)テストの検者間・検者内の信頼性と,その得点分布の経時的変化を検討することを目的とした.PCBSテストは姿勢変換に関する7項目を介助量で評価し,座位バランス5項目,静的立位バランス4項目,動的立位バランス7項目をどのような姿勢制御戦略で姿勢を保持できたかを評価する.

 対象と方法:50人の片麻痺患者(年齢42~89歳)に対し,発症より7日後,120日後,360日後にPCBSテストを施行し,得点分布の経時的変化について検討した.また19人の片麻痺患者(年齢55~85歳)に対して発症より7日後と60日後にテストを施行しVTRを撮影した.検者間信頼性は5人それぞれの評価結果を比較し,検者内信頼性は5人の検者がそれぞれVTRを見て繰り返し評価を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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