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入門講座 訪問リハビリテーション・4
訪問リハビリテーションにおける住宅改造―工夫と指導のポイント
著者: 田村茂1
所属機関: 1地域リハビリ支援室・タムラ
ページ範囲:P.707 - P.711
文献購入ページに移動住宅改修における評価
住宅改修の必要性の有無は,大きく捉えると,生活するうえで本人と住環境との間で不都合があるかどうかである.したがって,評価すべきは本人のADL能力等と住環境との関係といえる.つまり図1のように本人は今,どんな生活をしているのか(ADLチェック),本人はどんな生活を望んでいるのかを確認する.ただし,これについては多くの方は本音を言わないことを理解したうえで対応することが必要である.また近い将来,現状の生活はどうなるか,何も働きかけないときと住宅改修を含むなんらかの支援をしたときの両者を想定する.これらに応える評価が求められる.
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