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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻9号

2005年09月発行

文献概要

文献抄録

肺移植後患者における人生の質と運動能力

著者: 佐々木誠1

所属機関: 1秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.834 - P.834

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背景:肺移植後患者の人生の質(以下,QOL)は,一般の人と同様であると報告されている.しかし,先行研究では運動能力が正常値の30~40%に減少していることが明らかにされている.本研究の目的は,肺移植後患者においてQOLがよいとする自己報告と運動能力の減少との解離について検討し,説明し得る関連を明らかにし,その結果を対照群と比較することである.

 方法:両側肺移植後208±67日経過した患者(以下,LTX群)27名(男性16名,女性11名;年齢46±10歳,BMI 24±3kg/m2,FEV1%75±27%)と対照群30名(男性17名,女性13名;年齢47±15歳,BMI 26±4kg/m2,FEV1%103±15%)を対象に,心肺運動負荷試験を実施した.また,ドイツの標準化された「慢性疾患のためのQOLプロフィール」自己段階づけ質問票を聴取した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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