icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル39巻9号

2005年09月発行

文献概要

文献抄録

脳卒中慢性期患者の歩行に関する運動機能および関節位置感覚について

著者: 堤美恵1

所属機関: 1横浜市立脳血管医療センターリハビリテーション部

ページ範囲:P.835 - P.835

文献購入ページに移動
目的:運動・感覚障害によって起こる歩行能力の低下は脳卒中患者の日常生活に大きく影響する.経験的に,感覚障害を有する患者は歩行能力の改善が遅く,十分に運動機能を発揮できない傾向がある.本研究の目的は脳卒中慢性期患者の歩行における下肢の運動機能,関節位置覚の影響について検討することである.

 対象:歩行を主として在宅生活をしている発症から6か月以上経過した21人の脳卒中慢性期患者(右片麻痺8名左片麻痺13名,平均65.2±9.1歳)で,歩行補助用具の有無に関係なく少なくとも10m以上歩行可能で,他の合併疾患がないものとした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?