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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル40巻13号

2006年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望2006 第Ⅰ部 理学療法,この10年の変遷と将来展望

理学療法士の卒後教育・生涯学習―10年の変遷と将来展望

著者: 居村茂幸1

所属機関: 1茨城県立医療大学

ページ範囲:P.1121 - P.1126

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はじめに

 日本における理学療法士の養成は,1963年5月より3年制各種学校(養成定員数20名)で始まった.2006年5月現在,理学療法士養成校は208校(現在募集校196校,養成定員10,267名)に及んでおり,質の底辺だけを定めた国家試験の在り方でも変わらない限り,ここ3年から4年後には毎年1万人以上の理学療法士が誕生することになる.われわれ理学療法士は,過去には免許取得者であるというだけの希少価値で自己の「在り方」は世の中からそれほど問われることもなく過ごすことができたし,日本の現情勢をみると,地域によってはこれからもこの傾向が続く可能性も大いにあるものの,期待される専門職として自ら強い問いかけを行わなければならない時代に突入していることを真剣に認識する必要がある.そのための重要なキーポイントとして,考えなくてはならない要因は散在するが,ここでは卒後の教育(生涯学習)について考えてみる.

参考文献

1) 社団法人理学療法士協会(編):理学療法白書2005,2006
2) 社団法人日本理学療法士協会:新人教育プログラム義務化の検討,平成13年度全国士会長会議資料,2001
3) 社団法人理学療法士協会:平成13年度第3回生涯学習部部会議事録,2001
4) 社団法人日本理学療法士協会:事務局報告,第35回社団法人日本理学療法士協会総会並びに代議委員会資料,2006
5) 社団法人日本理学療法士協会:生涯学習システム,平成5年度全国士会長会議資料,1993
6) 社団法人日本理学療法士協会:生涯学習システム委員会中間報告,第22回社団法人日本理学療法士協会総会並びに代議委員会資料,1993

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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