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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル40巻13号

2006年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望2006 第Ⅱ部 理学療法の発展と課題

徒手療法の発展と課題

著者: 砂川勇1

所属機関: 1藍野大学医療保健学部理学療法学科

ページ範囲:P.1148 - P.1149

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1.徒手療法とは

 徒手療法(manual therapy)とは,機械器具を用いず用手的に行う治療手技の総称であり,手を用いて行う運動療法であればすべて徒手療法に含まれるといえる.しかし,一般的には座位・歩行練習のような運動学習を伴わない内容で,筋力増強運動や関節可動域増大運動などの運動療法の目的をもたない治療手技が徒手療法と理解されている.比較的よく知られている手技には,以下のようなものがある.関節モビライゼーション,神経系モビライゼーション,軟部組織モビライゼーション,マニピュレーション,結合組織マッサージ,マイオセラピー,オステオパシー,カイロプラクティック,筋膜リリース,マッスルエナジーテクニック,頭蓋仙骨療法などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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