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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル40巻13号

2006年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望2006 第Ⅱ部 理学療法の発展と課題

ICFに基づく理学療法評価と介入

著者: 砂川尚也1

所属機関: 1医療法人共和会小倉リハビリテーション病院

ページ範囲:P.1166 - P.1167

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 国際障害分類(ICIDH)が,2001年には国際生活機能分類(ICF)と改定された.内容については既に周知の通りである.すべての人が対象であること,背景因子(個人因子・環境因子)が加わったことで個人の生活機能を重視したことが特徴である.理学療法士にとっても,評価や治療効果を「より生活機能へ」,「より参加へ」向けていくことが必要となった.

 当院では,2003年に奈良による「ICFに準じた脳卒中患者の簡易総合評価システム」(以下,評価システム)の原案をもとに簡易総合評価チャートを作成した.その後,評価項目・内容の妥当性,ICF の3側面の傾向について検証・報告してきた.

 これまでの経過を踏まえ,若干の私見を加えながらICFに基づく理学療法評価について述べる.

参考文献

1) 奈良 勲,他:理学療法のとらえかたPART3,文光堂,pp 21-30,2005
2) 世界保健機構(WHO):国際機能生活分類―国際障害分類改訂版―,中央法規出版,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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