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文献概要
特集 理学療法の展望2006 第Ⅱ部 理学療法の発展と課題
ICFに基づく理学療法評価と介入
著者: 砂川尚也1
所属機関: 1医療法人共和会小倉リハビリテーション病院
ページ範囲:P.1166 - P.1167
文献購入ページに移動 国際障害分類(ICIDH)が,2001年には国際生活機能分類(ICF)と改定された.内容については既に周知の通りである.すべての人が対象であること,背景因子(個人因子・環境因子)が加わったことで個人の生活機能を重視したことが特徴である.理学療法士にとっても,評価や治療効果を「より生活機能へ」,「より参加へ」向けていくことが必要となった.
当院では,2003年に奈良による「ICFに準じた脳卒中患者の簡易総合評価システム」(以下,評価システム)の原案をもとに簡易総合評価チャートを作成した.その後,評価項目・内容の妥当性,ICF の3側面の傾向について検証・報告してきた.
これまでの経過を踏まえ,若干の私見を加えながらICFに基づく理学療法評価について述べる.
当院では,2003年に奈良による「ICFに準じた脳卒中患者の簡易総合評価システム」(以下,評価システム)の原案をもとに簡易総合評価チャートを作成した.その後,評価項目・内容の妥当性,ICF の3側面の傾向について検証・報告してきた.
これまでの経過を踏まえ,若干の私見を加えながらICFに基づく理学療法評価について述べる.
参考文献
1) 奈良 勲,他:理学療法のとらえかたPART3,文光堂,pp 21-30,2005
2) 世界保健機構(WHO):国際機能生活分類―国際障害分類改訂版―,中央法規出版,2003
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