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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル40巻13号

2006年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望2006 第Ⅱ部 理学療法の発展と課題

NICUにおける理学療法の発展と課題

著者: 細田里南1

所属機関: 1高知大学医学部附属病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.1192 - P.1193

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 わが国の新生児医療の進歩として,新生児死亡率の低下・周産期医療への波及・超低出生体重児生存率の向上・後遺症発生率の減少などが挙げられる1).これに伴い,理学療法士のNICU への進出が増加している.対象としては,障害児に限らず,早産や低体重で出生された児への介入も少なくない.本稿では,NICUにおける理学療法領域の現状と発展に加え,今後期待される課題について述べる.

参考文献

1) 高橋尚人:未熟児医療の進歩と展望.産科と婦人科 3:341-347,2001
2) 廣間武彦,他「NICU における呼吸理学療法のガイドライン」作成のためのアンケート調査結果.日本未熟児新生児学会雑誌 18:61-66,2006
3) 藤本智久,他:低出生体重児に対するポジショニングと慣れ現象の検討.日本周産期・新生児医学会雑誌 40:778-781,2004
4) 中野尚子,他:理学療法におけるEBM の実践技術を学ぶ―小児疾患―.理学療法学 30:473-477,2003
5) 木原秀樹,他:極低出生体重児におけるポジショニングの発達的長期効果.第38回日本理学療法学術大会演題抄録集.理学療法学 30:258,2003
6) 大城昌平,他:発達障害のリスクを持つ乳児と母親に対するブラゼルトン新生児行動評価を用いた早期介入.理学療法学 32:326-332,2005
7) Kleberg A, et al: Developmental outcome, child behaviour and mother-child interaction at 3years of age following Newborn Individualized Developmental Care and Intervention Program (NIDCAP) intervention. Early Hum Dev 60:123-135, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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