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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル40巻13号

2006年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望2006 第Ⅱ部 理学療法の発展と課題

救命救急センターにおける理学療法

著者: 木村雅彦1

所属機関: 1杏林大学医学部付属病院リハビリテーション室

ページ範囲:P.1212 - P.1213

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 今日の救命技術の進歩と多様化は,重症患者の救命率を飛躍的に向上させ,患者の障害像と理学療法の臨床的な可能性をも多様化させている.現在の救命救急センターは,多職種が隣接領域の知識と視点を共有しながら連携して集学的治療を行う場であり,病態生理学と分子生物学に基づいた救命技術と医用電子工学の最先端である.そして,受傷や発症後早期から理学療法士が予防的介入を開始して障害を最小化し,究極的に“後遺なき救命1)”を目指す最前線でもある.

参考文献

1) 木村雅彦,他:重症患者救命後の課題―理学療法士の立場から.救急医学 25:965-969,2001
2) 北目茂,他:急性期疾患における理学療法と看護の連携.理学療法 14:278-285,1997
3) 杏林大学医学部付属病院リスクマネージメント委員会(編):杏林大学医学部付属病院医療事故防止対策マニュアルポケット版,p87,2005
4) 木村雅彦:診療報酬改定後の大学病院の理学療法.PTジャーナル 37:187-191,2003
5) 日野原重明:医学概論,p11,医学書院,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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