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急性期脳卒中者における側方体重移動練習の臨床効果(予備研究) フリーアクセス
著者: 武井圭一1
所属機関: 1健康科学大学健康科学部理学療法学科
ページ範囲:P.154 - P.154
文献購入ページに移動方法:対象者は,18歳以上の急性期脳卒中片麻痺者35名であった.対象基準は,医学的制限がなく,発症前のADLが自立(自宅内移動が杖歩行,または独歩で自立),本研究に同意が得られた者とした.対象者を,通常の治療のみの対照群(18名)と,通常の治療に加え側方体重移動練習を行った介入群(17名)の2群に無作為に分けた.介入方法は,Daviesにより提唱されている側方重心移動改善を目的とした方法〔Right in the Middle(シュプリンガー・フェアラーク東京)参照〕を用いた.帰結評価には,①座位側方リーチテストにて,側方体重移動量,またリーチ肢位から安静座位姿勢に戻るまでの時間,②立ち上がり-着座動作時間,③ 静的立位保持にて側方体重移動量と,側方動揺(体重移動量の標準偏差)を測定した.測定時期は,開始時,4週間後,8週間後の3回で行った.
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