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文献抄録
息切れ管理の直接的な影響に関する研究:無作為化試験
著者: 解良武士1
所属機関: 1健康科学大学健康科学部理学療法学科
ページ範囲:P.404 - P.404
文献購入ページに移動 目的:息切れは換気制限に関連した症状であるが,息切れのコントロールが不十分になると機能の改善やQOLに悪影響を及ぼす.息切れの管理は,様々な介入法があり,機能改善のために重要であると考えられているが十分な根拠がない.この研究の目的は息切れの管理による直接的な影響を明らかにすることである.
方法:31名の参加者を無作為に介入群と対照群に分け,急性期病院において連続した3日間でデータ収集を行った.①まったく息切れを感じない,から ⑩最大の息切れ,で示されたボルグスケールを主な効果判定として用いた.1日目に12段の階段を昇降させ,登る前,登った直後,降りた直後でそれぞれボルグスケールを測定した.2日目に口すぼめ呼吸,横隔膜呼吸,ポジショニングなどを含む息切れの管理に関する課題を各個人ごとに45分間行った.3日目に1日目と同様の3時点でボルグスケールを測定し,昇降中に休憩した回数もそれぞれ記録した.統計処理にはWilcoxon順位和検定とMann-Whitney U検定を用いた.
方法:31名の参加者を無作為に介入群と対照群に分け,急性期病院において連続した3日間でデータ収集を行った.①まったく息切れを感じない,から ⑩最大の息切れ,で示されたボルグスケールを主な効果判定として用いた.1日目に12段の階段を昇降させ,登る前,登った直後,降りた直後でそれぞれボルグスケールを測定した.2日目に口すぼめ呼吸,横隔膜呼吸,ポジショニングなどを含む息切れの管理に関する課題を各個人ごとに45分間行った.3日目に1日目と同様の3時点でボルグスケールを測定し,昇降中に休憩した回数もそれぞれ記録した.統計処理にはWilcoxon順位和検定とMann-Whitney U検定を用いた.
参考文献
Hochstetter JK, et al:An investigation into the immediate impact of breathlessness management on the breathless patient;randomised controlled trial. Physiotherapy 91:178-185, 2005
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