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CRPS患者における機械刺激性痛覚増強時の脳の反応:functional MRIによる検討
著者: 諸橋勇1
所属機関: 1いわてリハビリテーションセンター理学療法科
ページ範囲:P.497 - P.497
文献購入ページに移動 目的:複合性局所疼痛症候群(以下,CRPS)のメカニズムはまだ解明されておらず,感覚,運動,自律神経の3つの機能障害があり,痛みと機械刺激性の痛覚過敏はCRPSの特徴的症状である.今回の研究では,CRPS患者の感覚過敏部位を刺激した際の脳皮質の反応について検討した.
対象:大学病院でCRPSと診断された12名の患者(男性4名,女性8名,平均年齢45.3歳)を対象とした.診断はCRPSⅠが10名,CRPSⅡが2名で,上肢の障害が9名,下肢の障害が3名で,平均罹患期間は47.2週であった.
対象:大学病院でCRPSと診断された12名の患者(男性4名,女性8名,平均年齢45.3歳)を対象とした.診断はCRPSⅠが10名,CRPSⅡが2名で,上肢の障害が9名,下肢の障害が3名で,平均罹患期間は47.2週であった.
参考文献
Maihöfner C, et al:Brain processing during mechanical hyperalgesia in complex regional pain syndrome:a functional MRI study. Pain 114:93-103, 2005
掲載誌情報