icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル40巻7号

2006年07月発行

文献概要

文献抄録

太極拳の知覚運動性反応様式とバランスにおける効果

著者: 菅原智恵子1

所属機関: 1いわてリハビリテーションセンター

ページ範囲:P.597 - P.597

文献購入ページに移動
 目的:太極拳では連続した体重移動,身体の回旋,片足で立つという動作が繰り返し行われ,これらの動作は的確な関節コントロール,協調した筋活動,優れたバランスを必要とする.今回の研究では,知覚運動とバランスの反応様式について短期間と長期間の太極拳トレーニングの効果を比較した.

 対象:健常者48人(男性24人,女性24人),経験が1~3年の長期太極拳経験者16人(平均年齢53.8±12.2歳),3か月の短期太極拳経験者16人(平均年齢52.9±11.7歳),デスクワーク中心で太極拳の経験がない16人(平均年齢59.5±10.6歳)をコントロール群として設定した.3グループとも年齢・性別は同等であった.

参考文献

Fong SM, et al:The Effects on sensorimotor performance and balance with Tai Chi training. Arch Phys Med Rehabil 87:82-87, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?