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文献抄録
脳卒中後の体幹パフォーマンスおよびバランス,歩行,機能的能力との関連
著者: 武井圭一1
所属機関: 1健康科学大学健康科学部理学療法学科
ページ範囲:P.706 - P.706
文献購入ページに移動目的:本研究の目的は,trunk control test(TCT)と,trunk impairment scale(TIS)を用いて脳卒中後の体幹パフォーマンスを評価すること,およびバランス,歩行能力,機能的能力との関連を検討することである。
方法:対象は,脳卒中発症後にリハビリを施行している急性期以降の患者51名(平均年齢:65±11歳)。測定項目は,体幹パフォーマンス(TCT合計,TIS合計,TIS静的バランス,TIS動的バランス,TIS協調性),バランス・歩行能力(the tinetti scale:Tinetti合計,Tinettiバランス,Tinetti歩行),機能的能力として歩行自立度(functional ambulation category:FAC),歩行時間(10m歩行速度,timed up & go test:TUG),ADL(FIM運動項目)とした。分析は,バランス,歩行能力,機能的能力を目的変数,各体幹パフォーマンスを説明変数とした単回帰分析を行い,次にすべての体幹パフォーマンスを説明変数としたステップワイズ法による重回帰分析を用いて検討した。
方法:対象は,脳卒中発症後にリハビリを施行している急性期以降の患者51名(平均年齢:65±11歳)。測定項目は,体幹パフォーマンス(TCT合計,TIS合計,TIS静的バランス,TIS動的バランス,TIS協調性),バランス・歩行能力(the tinetti scale:Tinetti合計,Tinettiバランス,Tinetti歩行),機能的能力として歩行自立度(functional ambulation category:FAC),歩行時間(10m歩行速度,timed up & go test:TUG),ADL(FIM運動項目)とした。分析は,バランス,歩行能力,機能的能力を目的変数,各体幹パフォーマンスを説明変数とした単回帰分析を行い,次にすべての体幹パフォーマンスを説明変数としたステップワイズ法による重回帰分析を用いて検討した。
参考文献
Verheyden G, et al:Trunk performance after stroke and the relationship with balance, gait and functional ability. Clin Rehabil 20:451-458, 2006
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