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文献抄録
下腿切断者の自己選択歩行速度および身体活動の生理学的測定における義足デザインの影響
著者: 下杉祐子1
所属機関: 1いわてリハビリテーションセンター
ページ範囲:P.707 - P.707
文献購入ページに移動目的:下腿切断者の様々な速度におけるトレッドミル歩行でのThe Otto Bock C-Walk foot(以下,C-Walk),Flex-Foot,solid ankle cushion heel(以下,SACH)それぞれの装着時の生理学的な差異と身体的側面について調査することを目的とする.
対象・方法:片脚下腿切断による義足歩行経験1年以上の8人(平均年齢36±15歳)を被験者とし,3つのタイプの義足装着におけるトレッドミル歩行時の生理学的反応〔エネルギー消費量,歩行効率,運動強度,知覚される努力程度(rating of perceived exertion以下,RPE)〕を53.64,67.05,80.46,93.87,107.28m/minおよび自己選択歩行速度の各歩行速度で測定・比較を行った.また,各タイプの義足を装着した日常生活での1日の平均歩数を身体活動側面として比較した.分析は,各指定速度での生理的反応は二元配置分散分析で,自己選択歩行速度および日常活動時の1日の平均歩数は一元配置分散分析で行った.有意水準は5%未満とした.
対象・方法:片脚下腿切断による義足歩行経験1年以上の8人(平均年齢36±15歳)を被験者とし,3つのタイプの義足装着におけるトレッドミル歩行時の生理学的反応〔エネルギー消費量,歩行効率,運動強度,知覚される努力程度(rating of perceived exertion以下,RPE)〕を53.64,67.05,80.46,93.87,107.28m/minおよび自己選択歩行速度の各歩行速度で測定・比較を行った.また,各タイプの義足を装着した日常生活での1日の平均歩数を身体活動側面として比較した.分析は,各指定速度での生理的反応は二元配置分散分析で,自己選択歩行速度および日常活動時の1日の平均歩数は一元配置分散分析で行った.有意水準は5%未満とした.
参考文献
Hsu MJ, et al:The effects of prosthetic foot design on physiologic measurements, self-selected walking velocity, and physical activity in people with transtibial amputation. Arch Phys Med Rehabil 87:123-129, 2006
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