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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル41巻1号

2007年01月発行

文献概要

講座 理学療法士の卒前教育・1【新連載】

日本における理学療法士教育の歴史的変遷

著者: 乾公美1

所属機関: 1札幌医科大学保健医療学部

ページ範囲:P.77 - P.85

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はじめに

 1963年(昭和38年),当時の東京都北多摩郡清瀬町にあった国立療養所東京病院に,日本初の理学療法士・作業療法士養成校としてリハビリテーション学院(以下,清瀬リハ)が創設された.以来44年,わが国の理学療法は,医療の高度化や少子高齢化社会の到来など社会情勢の変化と共に発展を続け,今日に至っている.日本理学療法士協会のホームページによると,2006年(平成18年)4月1日現在の全国の理学療法士養成校数は,学生募集停止校12校を含め208校,入学者定員は10,267名を数えている1).特にこの数年,大型化した新設校が激増している.本稿では,わが国における理学療法士養成の歴史と指定規則の変遷について述べる.

参考文献

1)日本理学療法士協会ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpta)
2)黒川幸雄:第11章理学療法教育,奈良 勲(編):理学療法概論第4版,pp255-312,医歯薬出版,2006
3)乾 公美:理学療法士教育の変遷を中心に,奈良 勲(編):理学療法学教育論,pp1-7,医歯薬出版,2004
4)乾 公美:4年制大学における理学療法カリキュラムの特性.PTジャーナル 31:97-102,1997
5)APTAホームページ(http://www.apta.org)
6)白書委員会(代表 沼田憲治):理学療法白書2005.社団法人日本理学療法士協会,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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