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文献概要
入門講座 画像のみかた・5
臨床に活かす運動器のCT・MRIのみかた
著者: 菅原誠1
所属機関: 1松田整形外科病院
ページ範囲:P.409 - P.419
文献購入ページに移動MR(magnetic resonanse)は核磁気共鳴を利用し,人体の水素原子の情報を画像化したものである.とくに体の軟部組織の情報が多く得られるため,骨,関節,筋の病変を捉えるのに極めて有用な検査手段である.MRI(MR imaging)画像は,撮影装置の能力に依存し,かつまだ成熟しておらず進歩の最中である.したがって,それぞれの施設で使用しているMRI装置で得られる最善の撮像法を選択して行う.
当施設のMRI装置は0.3T(テスラ),永久磁石であり,基本画像はT1強調像,T2強調像,プロトン密度強調像である.
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