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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル41巻7号

2007年07月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?

牽引療法

著者: 中俣修1

所属機関: 1文京学院大学保健医療技術学部

ページ範囲:P.575 - P.575

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 牽引療法は,物理療法の1つで,関節面を引き離す,周囲の軟部組織を伸張するという,機械的刺激を加える力学的治療法に分類される.牽引療法の歴史は古く,ヒポクラテスの時代から骨折や脱臼の整復,脊柱彎曲変形の治療などに用いられてきた.牽引は,機器,セラピスト(徒手),患者自身の体重などにより四肢および脊柱関節に加えることができる.本稿では主に牽引機器を使用した介達牽引による脊椎牽引療法について述べる.

参考文献

1)吉田正樹,他:物理療法機器利用実態調査.理学診療 6:232-238,1995
2)日本リハビリテーション医学会物理療法機器委員会:物理療法処方に関するアンケート調査報告―リハビリテーション専門医の物理療法処方の現状―.リハ医学 35:138-139,1998
3)日本医療機能評価機構医療情報サービスセンター診療ガイドライン 腰痛 http://minds.jcqhc.or.jp/0021_ContentsTop.html
4)MH Cameron(編著)/眞野行生・渡部一郎(監訳):EBM物理療法 根拠・意思決定・臨床適応,pp218-222,医歯薬出版,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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