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文献概要
入門講座 検査測定/評価・2
関節可動域
著者: 阿部敏彦1
所属機関: 1田窪リウマチ・整形外科リハビリテーションルーム
ページ範囲:P.663 - P.670
文献購入ページに移動関節可動域(range of motion:ROM)については,1995年に日本リハビリテーション医学会評価基準委員会により,「関節可動域表示ならびに測定法」1)が提唱された.その中で,関節可動域測定とその表示で使用する関節運動,名称が定義されており,測定・評価にあたって部位名,運動方向,参考可動域角度,基本軸,移動軸,測定肢位および注意点を十分確認することが大切である.
本稿では,上記の記述は誌面上省略し,自動および他動的関節可動域,関節可動域を測定する際の留意点,関節可動域評価の記録とその解釈について述べる.
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