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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル42巻1号

2008年01月発行

文献概要

特集 地域リハビリテーションにおける理学療法

介護老人保健施設のショートステイ利用者に対する理学療法の取り組みと課題

著者: 小笠原正1

所属機関: 1医療法人近森会近森リハビリテーション病院

ページ範囲:P.13 - P.18

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はじめに

 老人保健施設(現在の介護老人保健施設)は1986年に在宅と医療機関とを結ぶ中間施設として,「疾病,負傷等により寝たきりの状態にある老人又はこれに準じる状態にある老人に対し,看護,医療的管理の下における介護および機能訓練その他の必要な医療を行うとともに,その日常生活上の世話を行うこと」を目的として創設された1).また高齢者リハビリテーション(以下,リハ)研究会の報告では,介護老人保健施設は維持期リハの中核施設として位置づけられており2),在宅支援機能として,短期入所療養介護(以下,ショートステイ)の役割も期待されている.

 本稿ではこれらの内容も含め,介護老人保健施設の役割やショートステイの機能について述べるとともに,理学療法士の関わりについても考察する.

参考文献

1)高齢者リハビリテーション研究会:高齢者リハビリテーションのあるべき方向,社会保険研究所,2004
2)全国老人保健施設協会:介護老人保健施設職員ハンドブック,pp2-6,厚生科学研究所,2005
3)社会保障審議会介護給付費分科会資料(2005年1月26日)
4)小笠原 正:在宅維持期におけるADLへのかかわり.総合ケア 14(12):80-83,2004
5)小笠原 正:介護老人保健施設からみたリハビリテーション連携の現状と課題.PTジャーナル 40:737-741,2006
6)小笠原 正:地域リハビリテーションとレスパイトケア.地域リハビリテーション 1:376-380,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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