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1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?
地域連携パス
著者: 舟見敬成1
所属機関: 1総合南東北病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.865 - P.865
文献購入ページに移動 地域連携パスは,患者および利用者に対して,限定された地域で包括的な支援を行うためのツールである.
現在,急性期病院の縮小化を含め,医療・福祉施設の機能分担化を伴った大幅な医療制度改革が行われている.その機能分担化では,次施設へスムーズに転院や入所が可能であることが必要不可欠となる.そこで問題となるのが,急性期病院で立てた目標を回復期・維持期リハビリテーション施設や在宅でも継続できるのか,連携はうまく取れているのか,などといった患者・家族の不安である.さらに,各施設の不透明性がもたらす医療内容についての情報の不足も,次施設への転院の不安を煽っている.それらの問題を解決し,地域で包括的なリハビリテーションを実施するための統一した連携ツールが「地域連携パス」である.
現在,急性期病院の縮小化を含め,医療・福祉施設の機能分担化を伴った大幅な医療制度改革が行われている.その機能分担化では,次施設へスムーズに転院や入所が可能であることが必要不可欠となる.そこで問題となるのが,急性期病院で立てた目標を回復期・維持期リハビリテーション施設や在宅でも継続できるのか,連携はうまく取れているのか,などといった患者・家族の不安である.さらに,各施設の不透明性がもたらす医療内容についての情報の不足も,次施設への転院の不安を煽っている.それらの問題を解決し,地域で包括的なリハビリテーションを実施するための統一した連携ツールが「地域連携パス」である.
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