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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル42巻11号

2008年11月発行

文献概要

紹介

介護予防事業の教育的活用と地域貢献

著者: 滝本幸治1 宮本謙三1 竹林秀晃1 井上佳和1 宅間豊1 宮本祥子1 岡部孝生1

所属機関: 1土佐リハビリテーションカレッジ理学療法学科

ページ範囲:P.960 - P.961

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はじめに

 土佐リハビリテーションカレッジ(以下,本校)の位置する高知県香南市は,人口約34,000人,高齢化率25.9%(2008年2月末時点)と高齢化の著しい町である.同市では,身近な地域で必要とされるサービスを住民に提供する地域密着型の支援システム作りを行っている.その一環として,2002年度から県のモデル事業(当初)として高齢者健診および介護予防を目的とした運動教室に取り組んでいる1,2).本校では2004年度より,学生教育と地域貢献の観点から,これらの事業を積極的に支援している.本稿では2004年度以降,本校が取り組んできた高齢者健診および運動教室の概要について触れ,教育的活用と地域貢献について述べる.

参考文献

1)今井 淳:高知県の介護予防への取り組み.公衆衛生 69:634-638,2005
2)宮本謙三,他:介護予防を目的とした運動教室の展開―小規模自治体からの実践報告―.理学療法学 32:384-388,2005
3)日本理学療法士協会HP(資料・統計)
4)安村誠司:介護予防事業の基本的な考え方とその評価―今後の課題―.総合リハ 34:1021-1026,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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