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書評
―伊藤俊一,鶴見隆正(責任編集)―「理学療法MOOK 14腰痛の理学療法」
著者: 木村貞治1
所属機関: 1信州大学医学部保健学科理学療法学専攻
ページ範囲:P.992 - P.992
文献購入ページに移動 わが国の理学療法の歴史は,まだ40年を少し過ぎたところであり,これまでの治療体系の多くは,病態生理学的な知見や経験則を基盤として構築されてきた傾向にあると言える.
しかし,1990年代からの「根拠に基づく医療(Evidence-based Medicine, EBM)」の潮流により,従来の経験則基盤型の臨床判断だけではなく,質の高い臨床研究の検証結果であるエビデンス,臨床家の臨床能力,そして,患者の価値観や意向を考慮した患者中心型で科学的な臨床判断にパラダイムシフトすることの重要性が提言されてきた.
しかし,1990年代からの「根拠に基づく医療(Evidence-based Medicine, EBM)」の潮流により,従来の経験則基盤型の臨床判断だけではなく,質の高い臨床研究の検証結果であるエビデンス,臨床家の臨床能力,そして,患者の価値観や意向を考慮した患者中心型で科学的な臨床判断にパラダイムシフトすることの重要性が提言されてきた.
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