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臨床実習サブノート 知っておきたい理学療法評価のポイント・6
慢性呼吸器疾患患者を担当した時
著者: 内田賢一1
所属機関: 1神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
ページ範囲:P.1077 - P.1082
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「え?呼吸器疾患の患者を評価するんですか?」
脳卒中片麻痺,大腿骨頸部骨折,変形性関節症など,中枢神経疾患や骨関節疾患の患者を担当するものと思い込んでいた臨床実習の現場において,呼吸器疾患の患者を担当するように指示された際の学生の心中を想像することは難しくない.
慢性呼吸器疾患の患者では,疾患そのものは目に見えにくいが,呼吸困難により長期間にわたって活動性が低下したことによる,いわゆる廃用症候群が主な症状となっている.そのことに気がつけば,理学療法士にとって必要な評価のポイントは自ずと見えてくると思われる.
そこで,本稿では,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:以下,COPD)の患者を例にとり,慢性呼吸器疾患患者を担当した際の理学療法評価のポイントと着眼点について,私見を交えて述べてみたい.
「え?呼吸器疾患の患者を評価するんですか?」
脳卒中片麻痺,大腿骨頸部骨折,変形性関節症など,中枢神経疾患や骨関節疾患の患者を担当するものと思い込んでいた臨床実習の現場において,呼吸器疾患の患者を担当するように指示された際の学生の心中を想像することは難しくない.
慢性呼吸器疾患の患者では,疾患そのものは目に見えにくいが,呼吸困難により長期間にわたって活動性が低下したことによる,いわゆる廃用症候群が主な症状となっている.そのことに気がつけば,理学療法士にとって必要な評価のポイントは自ずと見えてくると思われる.
そこで,本稿では,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:以下,COPD)の患者を例にとり,慢性呼吸器疾患患者を担当した際の理学療法評価のポイントと着眼点について,私見を交えて述べてみたい.
参考文献
1)千住秀明:呼吸リハビリテーション入門,第3版,pp68-69,神陵文庫,1997
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