理学療法ジャーナル42巻3号

2008年03月発行

特集 WCPT WCPTのサブグループと日本の理学療法の展望

1．IAAPTと日本の理学療法の展望

著者： 鈴木俊明¹ 谷万喜子¹

所属機関： ¹関西医療大学保健医療学部臨床理学療法学教室

ページ範囲：P.205 - P.208

はじめに

　International Acupuncture Association of Physical Therapists（以下，IAAPT）は，世界理学療法連盟（以下，WCPT）の下部組織であり，鍼灸治療に関与する理学療法士の国際的ネットワークとして設立された．本稿では，IAAPTの歴史および活動内容について説明し，日本の理学療法における鍼灸治療の応用について，将来的な展望もあわせて述べる．

参考文献

1）Val Hopwood, et al：Acupuncture and related techniques in physical therapy, Churchill Livingstone, Edinburgh 1997

2）鈴木俊明，谷　万喜子：痙縮に対する東洋医学的治療．MB Med Reha 43：73-81，2004

3）鈴木俊明，他：攣縮性斜頸の鍼治療．神経内科53：20-27，2000

4）鈴木俊明：“震え”を止める―不随意運動に対する理学療法―，奈良　勲（編）：理学療法のとらえかた　PART3，pp102-115，文光堂，2004

5）藤原哲司，鈴木俊明，他（監修）：The electromyography research for physical therapy and acupuncture―理学療法・鍼灸治療における筋電図研究のすべて，p358，アイペック，2007

6）藤原哲司，鈴木俊明，他（監修）：The electromyography research for physical therapy and acupuncture―理学療法・鍼灸治療における筋電図研究のすべて，pp237-240，アイペック，2007

7）藤原哲司，鈴木俊明，他（監修）：The electromyography research for physical therapy and acupuncture―理学療法・鍼灸治療における筋電図研究のすべて，pp221-229，アイペック，2007

8）藤原哲司，鈴木俊明，他（監修）：The electromyography research for physical therapy and acupuncture―理学療法・鍼灸治療における筋電図研究のすべて，pp246-249，アイペック，2007

9）藤原哲司，鈴木俊明，他（監修）：The electromyography research for physical therapy and acupuncture―理学療法・鍼灸治療における筋電図研究のすべて，pp249-250，アイペック，2007