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紹介
バリアフリースポーツ「ふうせんバレーボール」を経験して
著者: 遠藤佳子1
所属機関: 1社会福祉法人 大阪市障害者福祉・スポーツ協会 大阪市更生療育センター
ページ範囲:P.228 - P.229
文献購入ページに移動はじめに
当施設では,身体障害者更生施設の利用者が「今の自分を受け止め,いきいきと生活する」ために,身体的機能の改善のみに注目するのではなく,日常生活での自信感を向上させることが必要であると考えている.そのための有効な手段として,スポーツや旅行を楽しむことが挙げられる.これらの活動により,体力,健康の維持増強につながるだけでなく,外部との交流や情報交換の輪を広げることができ,趣味活動の拡大が図られ,個々人の「生きる質」が変化すると考えられている1).また,心身機能の活性化によって積極的な生活態度へと変化し,「障害」そのものに対する価値観の転換につながることが期待される.
特にスポーツについては,大会などにエントリーすることが大切であると考え,障害者スポーツ大会や,スポーツ教室に参加することを積極的に支援している.本稿では,一例として,バリアフリースポーツである「ふうせんバレーボール」について紹介する.
当施設では,身体障害者更生施設の利用者が「今の自分を受け止め,いきいきと生活する」ために,身体的機能の改善のみに注目するのではなく,日常生活での自信感を向上させることが必要であると考えている.そのための有効な手段として,スポーツや旅行を楽しむことが挙げられる.これらの活動により,体力,健康の維持増強につながるだけでなく,外部との交流や情報交換の輪を広げることができ,趣味活動の拡大が図られ,個々人の「生きる質」が変化すると考えられている1).また,心身機能の活性化によって積極的な生活態度へと変化し,「障害」そのものに対する価値観の転換につながることが期待される.
特にスポーツについては,大会などにエントリーすることが大切であると考え,障害者スポーツ大会や,スポーツ教室に参加することを積極的に支援している.本稿では,一例として,バリアフリースポーツである「ふうせんバレーボール」について紹介する.
参考文献
1)鳥羽寿範:外出のための医学的リハビリテーション.総合リハ22:557-562,1994
2)ふうせんバレーボール振興委員会 http://www13.ocn.ne.jp/~fusen238/
3)特定非営利活動法人アダプテッド・スポーツ・サポートセンター http://www.assc.or.jp/
掲載誌情報