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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル42巻5号

2008年05月発行

文献概要

特集 アジアの理学療法 ACPT加盟国の理学療法

4.インドネシアの理学療法

著者: 小林義文1

所属機関: 1福井県立病院

ページ範囲:P.387 - P.391

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はじめに

 インドネシアは,16世紀以降,オランダ領東インド時代から日本による統治を経て1945年に独立したが,再度オランダとの独立戦争に突入,戦争終結までに約80万人にも及ぶ犠牲者を出した.そして,1950年8月,オランダから主権を委譲されたインドネシア連邦共和国の解散に伴い,単一のインドネシア共和国が発足した.この頃,戦争で負傷し,障害を負った若者のためにリハビリテーションが開始され,ソロ(正式名称:スラカルタ)市にあるソハルソ社会リハビリテーションセンターがその拠点となった.筆者は,1984年にこのセンターを訪れて以来,細々とではあるがインドネシアとの交流を続けている.本稿では,今日までの関わりを通して,インドネシアの理学療法についてまとめる.

参考文献

1)総務省統計研修所(編):世界の統計2007,pp18-68,総理府統計局,2007
2)世界銀行:世界経済社会統計2006年,世界銀行,2007
3)岩崎広平:インドネシアに生きる,pp279-297,明石書店,2004
4)日本理学療法士国際部(編):インドネシア・ソロCBR技術協力5ヵ年プロジェクト終了総括会議要旨集,日本理学療法士協会,1997
5)若林敬子:近年にみる東アジアの少子高齢化,アジア研究52(2):95-112,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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