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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル42巻8号

2008年08月発行

文献概要

特集 介護保険下の理学療法

[座談会]介護保険下の理学療法―課題と展望

著者: 岡田しげひこ1 吉田隆幸2 小山理恵子3 牧田光代4

所属機関: 1北海道総合在宅ケア事業団 2介護老人保健施設やすらぎ 3聖テレジア病院 4豊橋創造大学

ページ範囲:P.665 - P.674

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牧田 本日司会をさせていただきます牧田です.私は,理学療法士になってから25年ほどは一般病院,大学病院に勤め,介護保険制度が開始された平成12(2000)年には福祉施設に勤務していました.現在は大学で教員をしています.

 介護保険制度が施行された背景には,長寿化,少子高齢化,核家族化,女性の社会進出などがあり,増加する高齢者を社会全体で支援しようという理念のもとに開始されました.また,医療保険財政の安定化という側面もあり,従来の老人福祉・老人医療の制度を介護保険制度に再編成して,在宅医療・在宅ケアへの移行が推進され,われわれの業務のあり方にも大きな変革をもたらしました.その後,平成18年の介護保険法改正に伴い,介護保険制度は予防重視型システムへ転換しました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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